油を摂るなら不飽和脂肪酸。40代以降の加齢臭・健康リスクの軽減に
2015/12/12
加齢臭対策には皮脂の元となる食事、特に脂質を見直すことが重要です。
善玉コレステロールを増やす「オメガ9系」。血液をサラサラにする「オメガ3系」などは積極的にとりたい油です。
加えて「不飽和脂肪酸」という油もおすすめです。
DHAやEPAなどの成分が健康に良いと聞いたことがあると思いますが、いずれも不飽和脂肪酸のひとつです。どちらも体内では生成できない栄養素なので食事から取り入れる必要があります。
40代以降は肉よりも魚を多く食べよう
主に青魚に多く含まれる成分なので、肉中心の食事から魚中心の食事に切り替える事で加齢臭対策にもつながります。
不飽和脂肪酸には加齢臭を抑える効果の他にも、動脈硬化や心筋梗塞などの病気を予防する効果も期待されています。
加齢臭が気になり始める40代以降は、生活習慣病にも注意が必要です。
特に暴飲暴食をしていなくても、年齢ともに基礎代謝が低下していくので、体に脂肪などの老廃物をため込みやすくなっていきます。
普通に生活していても加齢臭や病気のリスクが高まるので、食事や生活習慣の見直しは欠かせません。
生活習慣の改善は少し時間がかかりますが、食事なら今日からでも改善できますね。
不飽和脂肪酸を効果的に摂取する方法
不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす効果も期待できますので、腸内環境の改善にも役立ちます。
オリーブオイルにも含まれているので、油をオリーブオイルに変えるのもいいと思います。
青魚の中ではサンマ、鯖、うなぎに多く含まれていますが、旬の時に食べるとより上質で豊富な不飽和脂肪酸を摂取できるので旬意識してみましょう。
もちろん野菜など他の栄養素とのバランスも考えて食事を見直していくことも大切です。